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リフォーム特集③2008年09月05日(金)

リフォーム基礎知識

不満の残らないリフォームプランのたて方

Chapter.3

よくお話しを伺うのは、リフォームをしたけれども、「まぁこんなものかな、でも…」というような、一応満足はしているけれども何となく不満が残っているという方が結構多いのです。形も新しいし、内装もキレイになったのに、なぜそうなってしまうのでしょうか。


形を変えるのではなく暮らしを変える

実際にリフォームの依頼をする時に、例えば「出窓を付けてください」「リビングを増築してください」というような形でのリクエストをされる方が多いようです。

ここで大切なのは、なぜ「出窓を付けたい」「増築したい」と考えたかということです。きっと「光の差し込む窓が欲しい」「窓台にプランターを置きたい」とか「現在のリビングが狭い」「ダイニングとは別にリビングが欲しい」といった要望が先にあったはずです。しかしどういうわけか順番が逆になってしまい、形から先に入ってしまったため、「形は良いはずなのに思ったような暮らしになっていない」という不満が残ってしまうのです。


小さな工事でも不満が解消されれば大きな満足に


リフォーム前

築24年、木造一戸建てのリフォームの事例を再現したものです。東側にキッチンセットがついた7.5畳のダイニングキッチンなのですが、朝7時の段階で、部屋は暗く電気をつけなければなりません。

お子さんはもう大きいので、家族が揃うのが朝食の時間だけにもかかわらず、これでは朝から気分が暗くなってしまうとのことでした。そしてとにかく明るく爽やかにみんなで朝食を取りたい、朝食の準備も朝の光の中でするような暮らしがしたいというご希望でした。



南側に大型出窓をつけた場合

ためしに南側に大きな出窓をつけた場合の部屋の様子です。朝は、南向きの出窓からはほとんど光は入らず、これでは相変わらず電気をつけて朝食を取らなくてはならないのがわかります。昼頃からはとても明るくなりますが、このご家族は昼間は誰もいないことが多いので、無人のダイニングが明るくなるだけという結果になってしまいます。


リフォーム後

リフォーム後の朝7時の光の入り方の様子です。キッチンはまだ新しいということで既存のまま、吊り戸棚は普段使わないものしか入っていないとのことなので横に動かし、正面の窓を縦長にするよう提案、リフォームを行ないました。結果、部屋はとても明るくなり、電気をつけなくても爽やかに朝を過ごせるようになりました。

この方は、不満と希望の暮らし方をはっきりさせていたため、小さな工事でも大きな満足を得ることができました。もし、窓を大きくしたい、出窓にして欲しいという「形での要望」を出していたら、このような結果にはなっていなかったかもしれません。


まずは不満をまとめ希望の暮らし方を考える

まずは今の暮らしの不満と、自分が望む希望の暮らしを自分の中ではっきりさせるところから始めます。小さなことで構いませんので、なるべく具体的に考え、まとめてみて下さい。

そしてそれらがまとまったら、どうリフォームしたいのかについて担当者と時間をかけて話し合ってみましょう。その際には、「形の要望」ではなく、「暮らしの要望」で伝えると良いでしょう。

出窓を付けたいといえば出窓が付くだけかもしれません。しかし「このような暮らしがしたい」と言えば、出窓を付ける以外のいろいろな提案を受けることができ、満足するプランができあがっていくことと思います。